〜正月を寿ぐ〜

おつけもので干支(えと)づくり


漬物の元祖は神へのお供え物?

日本で唯一の漬物の神を祭った萱津神社(愛知県甚目寺町)の言い伝えによりますと、昔はこのあたりは海に 近く海水から塩が取れ、土地は肥沃で野菜類もよく穫れたため、毎年塩ともに初物の野菜が神に供えられていました。これらの供物は一つのカメの中に入れて納められいましたが、塩の作用により野菜がほどよい塩味の漬物となったため、それからは神の恵みとして漬物がさかんに作られるようになったということです。
漬物は日本の古くからの伝統食で、多くの人に親しまれてきました。野菜のもつ栄養素が豊に含まれることから、最近では健康食としての評価も高まってきています。
今度の正月には日本の伝統食である漬物で干支を作って、正月の食卓を飾られてはいかがでしょうか。


2006年は戌(いぬ)年
2006年の干支は「戌」・犬。
犬は人間との付き合いも古く、忠実で親しみ深い動物として愛されてきました。
群れを作り行動することから、社会性があり、また子沢山の動物であることから、勇気と智恵のある勤勉家、そして安産・子供の成長の象徴として干支に登場してきます
平成18年の干支漬物「たくワン君」
干支漬物【愛称 たくワン君】
*写真は一例です。顔の細工、アクセサリーの演出など、各自でいろいろと工夫してください。

【作り方の例】
作り方 その1
作り方 その2
作り方 その3
作り方 その4

完成品の例
(完成品の例)